カードローンの申し込みの際盲点となるのがクレジットカードの支払遅滞及び滞納です。

信用情報によって過去の支払状況は共有されている

カードローンを利用する際は、申し込み者は信用情報機関への情報登録に同意をする必要があります。

これは、総量規制などを超えて貸付をしないためであり、借入申し込み者保護のための規定と言えます。

参考:カードローンと情報信用機関

信用情報機関には国の指定を受けている期間が二つあり、貸金業者はCIC(credit information center)もしくはJICC(Japan credit information reference center corp 通称:日本信用情報機関)のどちらか、あるいは両方の会員となっており、信用情報の共有を行っています。

信用情報というのは、個人の信用取引に関する客観的事実を表す情報と定義され、現在の他社利用状況や、過去の取引実績などを含む情報のことです。

JICCもCICも個人で自らの情報を開示できるため、ご自身の信用情報を確認したい方は開示手続きをとってみるのもよいでしょう。

参考①:JICC情報開示手続きのご案内

参考②:CIC情報開示とは?

信用情報機関にはもう1つ全国銀行信用情報センターが存在していますが、銀行のカードローンは現在傘下、もしくは系列の消費者金融かオリエントコーポレーションなどの信販会社が担当しており、情報はJICCとCICに集中されると言えます。

参考:カードローンと保証業務

具体的にCIC・JICC双方に登録している貸金業者としたは

アイフル・アコム・SMBCコンシューマーファイナンス(旧・プロミス)・オリエントコーポレーション・クレディセゾン・JCB・セディナ・三井住友カード・楽天カード

CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターの3社に登録している機関は

イオン銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・楽天銀行

となっています。

どの金融機関に申し込んでも、信用情報は共有されていると言えるでしょう。

 

実際にクレジットカードの支払遅滞及び滞納で審査に通過しなかったと思われる例

実際の体験談を少し見てみましょう。

435926s 1. 利用しようとした金融機関名

みずほ銀行カードローン

2. カードローンを利用しようとした理由

車検の見積もりをしてもらったら予想以上に費用が高くなってしまったのでお金が足りなくなってしまいました。そのため車検の費用をカードローンを利用して借りようと思いました。返済の事を考えると低金利の方がいいと思いましたのでみずほ銀行カードローン を選びました。

3. カードローンの審査に通過しなかった理由は何だと思いますか?

正社員で働いていて年収も400万円と安定した収入があったので利用条件では特に問題ないと思いました。しかし過去にクレジットカードの支払いで滞納した事がありましたので信用情報機関に記録が残っていて審査でその点が問題点と判断されて落とされたのだと思います。

4. 申し込み時の年収

400万円

5. 申し込み時の勤務先(例:東証一部上場、帝国データバンク記載企業、自営業など)と勤務形態(正社員、派遣、アルバイトなど)及び勤続年数

広告代理店で正社員で勤務しています。 勤続年数は10年です。

6. 申し込み時の住居の形態(持家・賃貸・社宅・公営住宅など)及び居住年数、家族形態(両親同居、既婚、子供のあるなしなど)

賃貸マンションに住んでいました。

7. 他社からの借入額(自動車ローンや住宅ローンは除く、キャッシングもしくはカードローンが対象)
なし

8. 他社からの借入件数(カードローンもしくはキャッシングの借入件数)
なし

9. 過去に金融事故(長期遅滞、債務整理など)または複数同時にカードローンを申し込んだことはないか?

クレジットカードの支払いで滞納した事がありました。

こちらの方は年収400万以上正社員、勤続年数10年他社借入なしと通常カードローン審査に重要となる項目はクリアしていると思われますので、ご自身でおっしゃっているように過去のクレジットカードの滞納が原因で審査に通過しなかったと思われます。

次の体験談を見てみましょう。

082990s
1. 利用しようとした金融機関名

オリコ

2. カードローンを利用しようとした理由
資格取得のための授業料支払のために、学校指定のカード会社であったオリコのカードローン(教育プラン)で60万円ほど利用しようとしました。
元々持っていた別ブランドのクレジットカードで支払いをしたかったのですが、学校でローンを組めるのが指定カード会社のみだったので、新たにカードを作って利用しようと思いました。

3. カードローンの審査に通過しなかった理由は何だと思いますか?
申込当時、正社員などではなく、フリーランス(個人事業主)のアナウンサーだったため、収入の見込みを心配されたのかもしれません。収入自体は安定していたのですが、個人事業主の為、毎年確定申告で『必要経費」を控除しているため、所得証明書上の額面が低かったため審査を通過しなかったのではないでしょうか。

4. 申し込み時の年収
350万円

5. 申し込み時の勤務先(例:東証一部上場、帝国データバンク記載企業、自営業など)と勤務形態(正社員、派遣、アルバイトなど)及び勤続年数
地方ラジオ局 フリーランス(個人事業主) 6年

6. 申し込み時の住居の形態及び居住年数、家族形態(両親同居、既婚、子供のあるなしなど)
両親の持家、20年、両親同居

7. 他社からの借入額(自動車ローンや住宅ローンは除く、キャッシングもしくはカードローンが対象)
0円

8. 他社からの借入件数(カードローン、借入件数)
0件

9. 過去に金融事故(長期遅滞、債務整理など)または複数同時にカードローンを申し込んだことはないか?
クレジットカードの引き落とし銀行口座残高が足りず、引落できなかったことが2度あった。

こちらの方はご自身でおっしゃっているように自営業だったということもあるかも知れませんが、借入金額が最初から60万と比較的高額であったこと、および過去にクレジットカードの支払を延滞してしまったことが決定的となり審査に通過しなかったと思われます。

審査の項目や基準などは以下の記事をご参照ください。

参考:カードローン審査の基準