カードローンの金利を見ると「4.7%~18.0%」のように下限金利と上限金利が存在しています。

借りる際にはあまり意識しないカードローンの金利ですが、金利が1%違うと返済額が1万円以上違う場合もあるため、カードローンを利用する際には必ずチェックしておきたい項目だと言えます。

利息の計算式

 

利息=元金×金利×借入期間

 

という計算式で利息が算出されます。

「金利」「利息」「元金」「借入期間」どれも似たような言葉ですが、それぞれ異なった言葉ですので、簡単に説明したいと思います。

金利:金利には「年利」「月利」「日歩」の3種類の表示方法があり、それぞれ計算方法は少しづつ異なっています。カードローンを利用する際は「年利」で計算されるのが一般的です。

 

利息:利子と同じ意味の言葉です。語源は前漢の歴史家司馬遷の著述した「史記」にある「息は利の如し」から来ており、息子というのは利益につながるという意味の言葉でした。現在では賃借した金銭などに対してある一定利率で支払われる対価という定義がされています。

 

元金:元金に2つの意味がありますが、カードローンにおける元金の意味は「金銭の貸借や預金で、その利子を含まない、直接貸したり預金したりしたお金」となります。

借入期間:文字通り借入をする(している)期間のことです。住宅ローンなどでは年単位で表すことが多いですが、カードローンなどでは月単位で表すこともあります。転じて返済回数を表す意味で使われることもあります。

利息シュミレーション

実際には返済方式によって利息なども異なるのですが、簡易的に利息のシュミレーションをしてみましょう。

仮に30万円を年利18%で借りた場合

30日で返済する場合は

30万×18%(0.18)÷365×30=8876円

となりますが180日で返済したとすると

30万×18%(0.18)÷365×180=26630円

と当然のことながら利息も大幅に増えます。

 

仮に30万円を年利5%で借りた場合

30日で返済する場合は

30万×5%(0.05)÷365×30=1232円

180日で返済する場合ですと

30万×5%(0.05)÷365×180=7397円

となります。

当たり前と言えば当たり前ですが、金利は低ければ低いほど借入期間は短ければ短いほど利息は少なくて済みます。

 

金利を低くするにはどうすればいいの?

借入上限額が増えると金利が低くなったという話を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

これはある意味正しくてある意味正しくない表現と言えます。

どういうことかと申しますと、カードローン審査にもクレジットカード審査同様「スクリーニング」と「モニタリング」が存在しています。

関連:カードローンとクレジットカード審査の共通点と相違点

スクリーニングというのは初期与信のことで、カードローンの借入申し込みを受けるかどうかの審査になり、モニタリングというのは借入申し込み審査に通過した後の返済状況などを見る審査となります。

返済期限までにきっちり返済をするなどの優良行為を繰り返すと「信用情報スコアリング」が上がり、借入限度額を上げるなどのサービスを提供することがあります。

 

金利は返済に対するリスクの大きさを表している

ものすごく単純に言えば、返済の見込みが高ければリスクは低くなるため金利は低くなります。

過去にきちんと返済をしている優良顧客であれば、次の貸付においても返済が見込めるため金利を低く設定できる訳です。

逆に、返済をしてくれるリスクが高いと金融機関側が感じれば金利は高くなります。そのため、初めてカードローンを利用する人に関してはそのあたりが未知数であると言え、上限金利がそのまま適用される場合がほとんどであると言えます。

消費者金融のカードローン金利はなぜ銀行のカードローンより金利が高いの?

銀行のカードローンの方が審査が厳しいからという理屈も成り立ちますが、単純に銀行側のリスクが消費者金融よりも低いからだとも言えます。

銀行のカードローンは審査・請求・督促などを保証会社に委ねており、仮に返済されなかったとしても保証会社が代わりに弁済してくれます(代位弁済)ので、返済されないリスクは少なく、消費者金融のカードローンよりも金利が低く設定できると言えます。

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