Fresh green apple with an open textbook and pencil on a wooden desktop in an educational concept with copyspace
Fresh green apple with an open textbook and pencil on a wooden desktop in an educational concept with copyspace

 

2006年より段階的に施行された貸金業法により、貸金業者(消費者金融・信販会社・クレジット会社)の利益構造は大きく変わりました。

特に2010年に施行された総量規制(年収の3分の1を超える貸付をしてはならないという規制)により、2004年度には23000社ほどあった貸金業者は2013年には1600社まで数を減らしています。

参考:カードローンと総量規制

多くの貸金業者は銀行の傘下に入り、新たな収益源として「保証業務」に力を入れるようになったのです。

保証業務って何?

 

保証業務というのは、金融機関が取り扱う融資商品を貸金業者が融資を申し込む個人に代わって保証人になる業務のことを指します。

仮に融資を申し込んだ個人が返済不能となった場合には保証業務を担当した貸金業者が個人に代わって銀行への返済をします。一方無事に返済をされれば金利のうち3%から8%を得ることができる仕組みになっており、現在では貸金業者の主な収益源の一つとなっています。

銀行のローンはもともと担保が前提であるため、個人向けの小口融資には非常に弱いという特徴がありました。

銀行の個人向けローンへの参入は70年代や80年代にも行われましたが、満足のいく結果が残せないまま撤退を余儀なくされていました。

銀行のローンには基本的に焦げ付きが許されませんし、審査・督促・回収ノウハウなどが足りていなかったためだと言われています。

そんな折、貸金業法が改正され、貸金業者特に消費者金融の経営が悪化したことが引き金となり、銀行のカードローンの審査・督促・回収業務を総合した保証業務を貸金業者が担当することになったのです。

貸金業者はそれぞれ個人の与信に対するスコアリング能力に長けており、銀行と貸金業者がお互いの弱みを補いあう形で現在の銀行カードローンが誕生したとも言えます。

 

参考:カードローンの審査

 

各銀行のカードローンと保証会社一覧表

 

主な銀行と保証会社は以下のようになっています。

 

銀行名 保証会社
三菱東京UFJ銀行 アコム
三井住友銀行 SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)
みずほ銀行 オリエントコーポレーション
ジャパンネット銀行 SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)
セブン銀行 アコム
じぶん銀行 アコム
住信SBIネット銀行 オリックス・クレジット株式会社
オリックス銀行 オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社
りそな銀行プレミアムカードローン オリックス・クレジット株式会社
りそな銀行クイックカードローン りそなカード
楽天銀行 楽天カード
イオン銀行 イオンクレジットサービス

 

メガバンクは、大手信販会社であるオリエントコーポレーションを保証会社とするみずほ銀行以外は傘下の消費者金融であるアコム・SMBCコンシューマーファイナンス(旧・プロミス)が名前を連ねています。

関連:SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)の審査

関連:アコムの審査

両社ともメガバンク傘下の強みを活かし、地方銀行や第2地方銀行の保証業務も担当しており、いまや保証業務は主力事業と呼べるまでに成長しています。

特にSMBCコンシューマーファイナンスは2010年に保証業務能力に定評のあった三洋信販を吸収合併したため、地銀や信用金庫などを含めて提携先・保証残高ともにトップになっています。